SDGsへの取り組み
Action
社会と共有する価値の創造とSDGsの実現を目指す 田中水力 横浜銀行
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)の融資契約を締結」
田中水力株式会社は2023年9月29日、株式会社横浜銀行が実施する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」の融資契約を締結しました。今回、弊社のSDGsに関する取り組みについて、株式会社浜銀総合研究所により、国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)の策定した「PIF 原則」に適合していること、および、環境省のESG 金融ハイレベル・パネル設置要綱第2 項(4)に基づき設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースがまとめた「インパクトファイナンスの基本的考え方」と整合的であると分析・評価されました。
田中水力は、次の時代に向け、これからも地球環境に配慮し、水力発電を通した、クリーンエネルギーの業界を牽引する企業として、社会と共有する価値の創造とSDGsの実現を目指してまいります。
田中水力はSDGsに協賛し
社会や環境に貢献します
国連ではこうした課題について政府やNGOを通じて訴えてきましたが、これにもっと実効性をもたせるために、2015年に採択された世界共通の目標が「SDGs」(持続可能な開発目標)です。
田中水力でもさまざまな視点から持続可能な開発目標に取り組んでいます。
PIF締結にあたり制定したSDGsの取り組み目標
当社製造の小水力発電機を納入・稼働させることにより
各地でクリーンな電力を供給する
全国及び海外への小水力発電の普及により、山間部や開発途上国などにおいて安定的に電力を供給し、電力利用に関する不平等や貧困の解消を実現する。
ランナー形状の改良によりエネルギーロスを抑制し
機器の発電効率を高める
従業員の処遇を改善するとともに、働きやすい職場を整備する
従業員給与の引上げに加え、従業員同士の交流を促進する施策や女性採用の拡大、さらに外注先の活用を通じた雇用の創出を実現する。
事業活動により発生する廃棄物を削減する
工場ならびに事務所における廃棄物削減の取り組みを進める。また、DR(※ 1)の実施を徹底するなどして現地ロスコスト(※2)をなくすことにより、資源効率をさらに高めていく
(※1)Design Review 設計プロセスの種々の節目で関連する設計内容を審査すること。 (※2)小水力発電機の納入の際に判明する不具合に伴うロスコスト。作り直しのための材料費や輸送費、加工費(ただし、人件費・労務費は含まず)から構成される。
省エネに取り組むとともに
自社で利用するエネルギーを再生可能エネルギーに置き換える
工場ならびに事務所に設置してある空調の温度設定を調節することにより、使用する電力量を削減する一方、当社が小水力発電設備を納入した会社が売電している新電力会社より、再生可能エネルギー由来の電力を購入する。結果としてエネルギー使用量に占める再生可能エネルギーの割合を増加させる。